川本喜八郎人形美術館＋伊那谷の旅

先日ご逝去された川本先生の追悼のため飯田に行ってきました。

かねてから行きたいと思っていた「川本喜八郎人形美術館」
諏訪から車で１時間くらい。思ったより近くて意外でした。

「平家物語」と「三国志」をメインに１００体近くの人形が展示されていました。
テレビで見たとき、
ときどき「人間じゃない？」ってドキッとする瞬間があったあの人形たちを間近で見ることができて感動しました！

本当に美しい！
なのにとても人間的ですこし怖い。
衣装や鎧もとても繊細に造られていて、人間が着るものをそのまま小さくした感じ。

そうそう！
某方の依頼で作られたという「若いジュンイク」殿もいらっしゃいました！
（テレビではおじいちゃんだったのですよね）

館内を何度も行ったり来たり２時間近く居たら、居なかったはずの学芸員さん（？）が出てきて監視された（笑）
日本と中華の衣装と鎧の違いについて、延々あーでもないこーでもないと言ってる２人連れはとても怪しかったと思う；

入り口に展示されてる孔明先生。
実際撮影で使われた人形よりはかなり大きいもの。カメラ撮影はここでしかできません。


「表情が違うので、いろんな角度から撮ってくださいね。」
と言われたので、ぐるぐる回ってガン撮りしたよー（＾＾

孔明の人形は３度作り直したそうです。
なんでも『彼』が納得してくれなかったとか。
４度目に「これだ！」というものが出来上がったときに「私が孔明だ」と、人形が夢の中で喋ったそうで！

蒼天の周ユといい、三国志の人物って降霊しすぎ（＾＾
はるばる日本のクリエイターの元にまで来てくれるってすごいなと思った。

秋には展示替えがあるようなのでぜひまた行きたいですｖ

◆

お昼は
このあいだDANROさんでもいただいた「飯田幻豚」を食べに『３びきのこぶた』に行ってきました。
ロースカツ定食美味しかったｖ
お肉がしっかりしてるけど味はあっさり。
とんかつなのに軽いな～と思ったけど、やっぱりとんかつ。
お夕飯までお腹空かなかったです。
うまく撮れてなかったので写真は無し。

◆

城があるぞー！？


お菓子屋さんでした。
飯田はお寺さんが多く、お茶の文化があったため和菓子屋さんがたくさんある地域なのですが、

どうもここは団体観光客向けのお土産専門店らしく、店員さんたちが売る気マンマン過ぎてちょっと居づらい；
「城を落とせー！」と意気込んで入っていったのにあっさり返り討ちにあった気分（謎）

実家へのお土産にきんつばと赤飯饅頭を買いました。
赤飯まんじゅう…

今度はちゃんとしたお菓子屋さんで買おう…
まずくはないけどちょっと微妙でした。

◆

人形美術館意外はノープランだったので、下道でのんびり帰ろうかと思ってたところ、
何故か迂回路を示したナビに導かれて元善光寺へ。


時期を外してるので参拝客もまばら。
お参りと戒壇めぐりしてきました。

入り口にあった看板。

これは笑っていいところなのか？

参道の鄙びた土産物屋をひやかしに寄ったところ、
直径６０ｃｍ程の三度笠が！！しかも１７５０円！！
ちょ！安い！ネットで探したときは５０ｃｍ級で６０００円近くしたのに。

即Hじりちゃんに連絡。
２個お買い上げして帰りました（笑）
番傘も１５００円であったけど「信州」「元善光寺」と墨で書かれちゃってました。惜しい！

◆

せっかくだからと駒ヶ根の光前寺にも寄ってきました。
ここは「霊犬早太郎伝説」のあるお寺。

早太郎伝説はこちら↓
http://www.komagane.com/hayataro.htm

ん？
なんだかどこかで聞いた事がある話（笑）


御本尊は不動明王。
そして写真撮影はNGでしたが木彫りのアマ公のような早太郎像が祭られていました。

早太郎のお墓。

ちっちゃーい犬の像が置かれています。

三重塔と早太郎像。

残念ながら背中に鏡とか背負ってないです（＾＾

余談ですが、
パワースポットって流行ってるけど、あれって人それぞれに相性があるんじゃないかって思うのですよ。
なんでもかんでも行けば効果があるってもんじゃなくて。

実際、自分は分杭峠はダメだった。早く帰りたいって思った。
人それぞれ、なぜだか解らないけど居心地のいい場所だったり、魂が魅かれる場所がその人にとってのパワースポットなんじゃないかと思います。

ここ光前寺はそのうちの１つに入るかも。
あと自分の中では飛騨高山と京都の下賀茂神社ですね～ｖ
すごく魅かれる場所です。

すごく雰囲気の良い場所で居心地も良いのでぜひまた来たいと思いました。
ヒカリゴケもあるので、木漏れ日が入る午前の早い時間帯に！