【シャダイ感想】そんな装備で大丈夫か？【ネタバレ有】

流行り物にはそうそう飛びつかない自分ですが、
今回はまんまと乗せられて予約して買ってしまいましたよー。

しかもＰＳ３まで買って正に正座待機！
だってキャラデザ＆プロデューサーが佐和記さんだったから。

んーー正直な感想ですが、
これから買おうか迷ってる方には
『持ってる人から借りてやればいいんじゃないかな？』ってところですかね。


以下ネタバレを含むのでたたみます。








 

本当に惜しい！
いろいろ惜しい！

大好きになれる要素を各所持っているのに関わらず、
・ストーリーの解りづらさ
・移動マップの距離感の掴めなさ
・戦闘の単調さ＆シビアさ
これらでモヤモヤとストレスを感じてしまうのですよね・・・；

世界観、音楽、キャラクターのモーションはすごく好きです！
なので、ただ単にフィールドを走り回るだけのことができたらなぁと思うのですが、戦闘を回避できないのでそれもストレス・・・；
「大神」みたいに「戦からの逃走」が使えたらいいのにと思いました。

◆

自分は買ってないのですが、同時発売の設定資料集を見れば、
ストーリーがなんとなく補完できるようですね。
あと元になっている「聖書」や「エノク書」を見れば良いとか・・・

それもどうなの？って思ったのですが、
ちょっとしばらく時間置いてみて思ったこと。

「もしかしたらこのゲーム、日本人向けじゃないのかな？」
「聖書」の内容を当たり前に知っている外国の方ならもっと違った見方が出来てるのかなと・・・

出資がインドの会社でしたっけ？
で、製作会社は英国だったかな？
ゲーム冒頭にもあったけど、様々な文化を持った人達が集って作ったということなので、そもそも「日本のオタク向け」にはならないだろうとは思ってましたが・・・

かなり消化不良だと思いました；

◆

「時間が無かったのかな？」
「お金が無かったのかな？」

あるいは両方？
とか思っちゃうんですよね。

方向性はどうあれ、
相当話題になったし、初回販売数は大きかったと思うのですよ。
実績として残るくらいには！

イグニッション様には、これを足がかりとして次回作に繋げてもらえればと思っています。


◆

なんだかんだ言って、
サントラと原画集は買いましたｖ

佐和記さんの鉛筆画好きなんですよ！

サントラもすごく良かった！
個人的に好きな曲

●終わらない旅立ち
　　最初の紙芝居シーンで流れてた曲。
　　プレイしてるときからいいなと思ってたｖ
　　ベースは「イーノックのテーマ」なんだけど力強さの中に切なさがあるんだよね（；；）
　　イーノックの一人ぼっちな３００年を思うとすごく切なくなる。

●薄明かりの序曲
　　タワーに向けて走っていくときの曲。
　　あの「ゴールはほんとにあるの？」っていう灰色の世界とマッチしてて好きｖ

●神々の残響
　　ウリエル先輩にはお世話になりました！
　　この曲かかるとコンボ→バーストをカッコよく決めなきゃアカン！って思う。
　　すっごいテンション上がる曲ｖｖ

●悲壮なる叫び
　　バイオリンの華麗な旋律なのに「ギューン！」ってギターが入ってるのが好きｖ
　　サリエルのデザインがあの人ぽいから？　　

●無限に広がる有限
　　セムヤザの夢のステージ曲
　　ステージの雰囲気も曲も好きなだけにあの薄っぺらさは勿体なかった・・・
　　深淵から聞こえるようなコーラスが好きですｖ


◆

まったくもってどうでもいい話ですが、
「終わらない旅立ち」聞いててイーノックに抱いた思いが、実は「大神」のときにウシワカに抱いた思いと似てることに気づいて軽くショック受けた（笑）

どちらも２００年ないし３００年の間の事が深く語られなかったおかげで、勝手に妄想して勝手に切なくなってる。